【下っ腹スッキリ】原因を4つに分類!枚方のパーソナルトレーナーが解説するぽっこりお腹改善法

「体重は変わっていないのに、下っ腹だけぽっこり…」
そんなお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

実は、下っ腹の脂肪がつく原因は「食べすぎ」だけではありません。
本記事では、下っ腹が出やすい4つの要因を整理し、それぞれの改善法を解説します。


1.内臓脂肪型:食生活とホルモンバランスの影響

下っ腹に脂肪がつく代表的な原因は「内臓脂肪」です。
特に糖質や脂質中心の食生活が続くと、血糖値が急上昇し、エネルギーとして使いきれなかった糖が「中性脂肪」として内臓のまわりに蓄積されます。

血糖値の急上昇と内臓脂肪の関係

血糖値が上がると、体はそれを下げようと「インスリン」を分泌します。
インスリンは血糖をエネルギー源として利用させる一方、余った糖を脂肪として貯め込む働きがあります。そのため、血糖値が乱高下する際は内臓脂肪をためるスイッチがONになってしまいます。

さらに、更年期以降は女性ホルモン「エストロゲン」の減少により、脂肪が皮下ではなく内臓に蓄積しやすくなります。

・エストロゲンは、女性の体脂肪の「分布」を決定する主要ホルモンのひとつ
 若年期:エストロゲンの働きで脂肪は主にお尻・太もも(皮下脂肪)に蓄積
 更年期以降:エストロゲン低下により、脂肪が腹部(特に内臓脂肪)に移行
(参考:変わる女性の内臓脂肪 更年期前から始めたい対策は… – 日本経済新聞


食べる順番で内臓脂肪を防ぐ

食後高血糖を防ぐために効果的なのが、「食べる順番」の工夫です。

理想的な順番は、
1️⃣ 野菜・海藻類(食物繊維)
2️⃣ タンパク質(肉・魚・豆腐など)
3️⃣ 炭水化物(ご飯・パン)

野菜から食べることを意識されている方は多いと思いますが、タンパク質には「血糖値をほとんど上げない」「消化に時間がかかり、満腹感を持続させる」という特性があり、この順番で食べると、糖の吸収がゆるやかになり、インスリンの過剰分泌を防いで内臓脂肪の蓄積を抑えることができます。

「野菜から食べる」ことに関しては様々な研究で血糖値上昇が抑制されると報告されています。
炭水化物の前に野菜を食べることが2型糖尿病患者の血糖変動に及ぼす影響 – PubMed
前糖尿病患者の食事順序と栄養バランスに焦点を当てた食事指示:探索的、クラスター無作為化、前向き、非盲検、臨床試験 – PubMed


🔹改善ポイント

  • 食べる順番は、食物繊維→タンパク質→炭水化物
    食べる順番の意識も大切だが、よく噛むことやバランスの良い食事も大切!
  • 白米より玄米・雑穀米を選ぶ
    完全カットは長期的に健康への弊害もあるため、「少なめ」の意識!
  • 甘い飲み物・間食を控える
    毎日摂取している場合は週3回など、頻度を減らしていく!
  • 食後1~2時間後に10~15分程度の軽いウォーキングを取り入れる
    糖尿病の運動のはなし | 糖尿病情報センター

2.姿勢・体幹筋力型:腹圧の低下によるぽっこり

デスクワークやスマホ姿勢が続くと、骨盤が後傾して腹圧が抜け、内臓が前方に押し出されて下っ腹がぽっこり見える状態になります。

体幹(特に腹横筋や骨盤底筋)の働きが弱まると、脂肪が多くなくても下腹部が出て見えることがあります。

🔹改善ポイント

  • プランク・バードドックドローインなどの体幹トレーニングを週2〜3回
  • 骨盤・腰椎の柔軟性を高めるストレッチ
  • 正しい姿勢と呼吸(腹式呼吸)を意識

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3.血流・代謝型:冷えとむくみが脂肪をためる

下っ腹はもともと血流が滞りやすく、特に女性では冷えや骨盤まわりの循環不良によって脂肪燃焼が鈍くなります。

冷たい飲み物、長時間の座位、運動不足などは、代謝低下を引き起こす要因です。

🔹改善ポイント

  • ウォーキングやスピンバイクなどの有酸素運動を週2〜3回
  • 湯船に浸かる・温かい飲み物を選ぶ
  • 下半身ストレッチで骨盤周囲の血流改善

4.生活リズム・ストレス型:ホルモンバランスの乱れ

睡眠不足やストレスは「コルチゾール(ストレスホルモン)」を増やし、
脂肪をため込みやすい体にしてしまいます。
また、夜更かしによる「食欲ホルモン(グレリン)」の増加も、夜食や間食の原因になります。

🔹改善ポイント

  • 睡眠を6〜7時間確保
  • スマホやPCは寝る1時間前にオフ
  • 軽い運動や深呼吸でストレス解消

枚方で「ぽっこりお腹」の改善を目指すなら

ぽっこりお腹の脂肪は、食事・筋力・血流・生活習慣の4つが複雑に関係しています。
どれか1つを変えるだけでなく、全体をバランス良く整えることが大切です。

Loco&O2では、枚方エリアで姿勢改善・体幹トレーニング・低酸素運動を組み合わせ、
短時間でも効率よく代謝アップをサポートしています。

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まとめ

原因タイプ主な特徴改善のポイント
内臓脂肪型食生活・ホルモン変化食べる順番・血糖コントロール
体幹筋力型姿勢・腹圧低下体幹強化・姿勢改善
血流型冷え・むくみ有酸素運動・温活
生活リズム型睡眠・ストレス自律神経を整える

下っ腹の脂肪は「運動不足」や「年齢のせい」ではなく、生活習慣の結果です。
今日からできる小さな習慣を積み重ねて、理想の引き締まったお腹を取り戻しましょう!

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