
近年、スマホやスマートウォッチなどで歩数が容易にわかる時代になっています。そのため、日常から意識されている方は1日の歩数や1週間の歩数を把握されており、「良く歩いたな~」「あんまり歩いていないな~」など、いつもの歩数と比較されることがあるかと思います。
さらに、歩数に関する研究は多く報告されており、死亡率や疾病の発症率などとの関連も報告されております。
歩くことは健康か?
「歩くことは健康!」と感覚的にとらえている方は多いと思います。
実際に歩行と健康というテーマでは沢山の研究がされておりますが、歩行の効果について少し紹介します。
歩くことの効果
- 冠状動脈性心疾患のリスクを軽減
- 脂肪の燃焼
- 血糖のコントロール
- 骨粗鬆症の予防
- うつの軽減
これ以外にもさまざまな報告がされておりますが、歩行は健康に寄与することは間違いないです!
健康的な歩数
では実際に、歩くことは健康にいいとされていますが、どれくらいの量を歩けば健康なのか?
気になるかと思います。
一般的に1日8000歩が目安となっております。
これは諸説ありますが、大きくは国の方針にも反映されいる影響が大きいと考えます。
厚生労働省の方針には健康日本21という国民の健康増進を支援する方針があります。
その中で、歩数に関しては1日8000歩が目標とされております。
一方で、その他にもさまざまな研究が報告されておりますので、紹介します!
歩数と死亡率の関係

引用:Daily steps and all-cause mortality: a meta-analysis of 15 international cohorts
2022年に実施された研究結果から、1日あたりの歩数を増やすと、全死因死亡のリスクが徐々に低下し、年齢によって異なるレベルまで上昇したと報告されている。
具体的には
- 60歳以上の成人では1日あたり約6000〜8000歩まで、
- 60歳未満の成人では1日あたり約8000〜10000歩まで、
- 死亡リスクが徐々に低下したと結論づけられております。
歩数と疾病発症率の関係

引用:中之条研究から見えてきた“病気にならない生活法”東京都健康長寿医療センター
この研究では、通常の歩数に加え中等度の運動(速歩き)の時間を設けることがポイントとされております。
また、それぞれの歩数と中等度の運動時間の組み合わせで予防できる生活習慣病も変わるようです。
歩く頻度について

引用:Association of Daily Step Patterns With Mortality in US Adults – PubMed (nih.gov)
歩く頻度に関しても60歳、60歳以下ともに週1~2回だけでも8000歩歩くことで週0回に比べて全死因死亡リスクが低くなることが報告されております。
このことは、毎日8000歩を歩くことが大変な方には朗報ですね。
以上より、
健康的な歩数は・・・
最低でも1日8000歩を週1~2回!
日本人の平均歩数
すこし古いデータにはなりますが、日本人の平均歩数についても報告がありましたので、参考程度に紹介させていただきます。

まとめ
歩くことは健康にいいことは科学的にも立証されております。
最低でも1日8000歩を週に1~2日が健康的な歩数の目安となりますが、年齢や運動習慣によって異なりますので、無理のない範囲で時折速歩きを意識しながら、少しずつ歩数や歩行の頻度を増加することがいいかと思います!
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